現在、国内でのTD124については諸説入り乱れ、正しい情報がユーザーに与えられないままになっており、そのためにTD124はいまだ正当な評価を得られていません。
今、TD124を所有されている方、これから購入される方のためにトーレンスTD124のメカニズムの働きを明らかにすることは有意義であると思います。 トーレンスTD124はオリジナル部品が入っている場合、ほとんど壊れることはありません。 
現在不動品のものでも直すことは可能です。 動作の不具合つまり不確実な動作、又は音質上好ましくない場合の多くは小売店が売らんがために無理な改造をしたものがほとんどです。 はなはだしくは部品のすり替え、特にビス類の差し換えが多く今までレストアしたものでは完全オリジナルなのは全体の一割にすぎません。 
恐らく現在、国内にあるTD124は多かれ少なかれこの状態だと思われます。
幸いこれらのネジは、ていねいにショップをまわれば+ネジになりますが正しいサイズを探す事はできます。
しかし残念な事ですが、バイヤーは適当にサイズの合わない在庫ネジで修理してしまうために目もあてられない事になっています。 

トーレンスTD124 その構造とはたらき

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